資料集

上原輝男に関係する論文、雑感等々を掲載しています。


2024年4月11日 上原輝男没後28年目の命日に寄せて

4つのものが掲載されています


「聖徳学園小学校」の今に関してのコメント

2024,3,24
私立聖徳学小学校の現在の国語主任である河上裕太(上原輝男記念会 会員)からのコメントです


「英才児 その神性と野性」 より
 
まえがき 目次 おわりに

葛西琢也著 平成18年2月10日 限定私家版

2024,3,22
英才児のために設立された学校、私立聖徳学園小学校の設立・国語科のカリキュラムには上原輝男先生が深く関わっていました。その学校に勤務し長年英才児の成長過程を見届けてきた葛西琢也(上原輝男記念会 会長)の研究報告です。

限定私家版なので、入手できないのですが、「はじめに」「目次」「おわりに」をここに掲載しています。

一般に「英才児」というと、「頭のいい優秀な子ども達」というイメージがあると思います。
確かに有名私立中学校を多くの児童が受験するという点からすればそういうことなのかもしれません。

しかし、実際にはかなり違います。いわゆる進学塾で訓練をされて得点力が伸びた子ども達、というのではないのです。

「はじめに」にこのような一文があります。

「英才児は私たち小学校教師の先導者であると言うべきである。 

つまり、英才児に限らずすべての子ども達の教育の指針を示しているという意味です。
それは「テストでの得点力をあげる」という目的のために参考になるというのでは全くありません。

子ども達(大人も含めての人間)のありかたそのものを示している・・・それぞれの人間が持つ内なる力を精一杯発動させて生きるとは、このようなことなのだということです。


ここには目次も掲載しました。
それらを観て頂いただけでも、得点力とはまるで違う観点から英才児の子ども達の成長をみつめ、教育実践が行われてきたのかが垣間見えると思います。